ロアーニャ バルバレスコ パイエ ヴェッキエ・ヴィーティ [2017]750ml (赤ワイン) [75811615]

ロアーニャ バルバレスコ パイエ ヴェッキエ・ヴィーティ [2017]750ml (赤ワイン) [75811615]

販売価格: 34,320(税込)

在庫数 17枚

商品詳細

Roagna / ロアーニャ

100年以上変わらない『バルバレスコ』を手掛ける、伝統的なワイナリー!

「ロアーニャ」は、150年以上に亘ってバルバレスコを造り続ける、伝統的なワイナリーです。高い品質にも関わらず近年までイタリア国内でもほとんど名を知られていない造り手でしたが、2009年イタリアを代表するワインガイドのひとつ『エスプレッソ』誌において、「バルバレスコ クリケット パイエ」1999ヴィンテージが、数千本の中から2本のみという、その年最高のワイン(20点満点獲得。もう一本はあの、ジャコモ コンテルノのバローロ リゼルヴァ モンフォルティーノ)に選ばれたことで一躍有名になりました。

歴史は古く1880年まで遡ります。1890年にバルバレスコが初めて造られたので、それ以前から「ロアーニャ」はワインを造っていたということになります。1929年に「モンテフィーコ」、1953年には「パイエ」、1961年には「アジリ」を取得していきました。現当主の父アルフレッド・ロアーニャの最初のヴィンテージは1971年で、「エリオ・アルターレ」と同世代になります。あまり知られていませんが、「アルフレッド」は「エリオ」と共に栽培や醸造を研究していました。2001年からは現当主で息子の「ルカ」が参加し、父親と共にワイン造りを行っています。2007年には各畑の樹齢毎に分けて醸造を開始したことで畑毎に「ヴィティ・ヴェッキエ」と通常の畑名ワインに分類されました。

畑では100年以上前から化学肥料は勿論、有機肥料も一度も使ったことがありません。春先に刈り込まれる下草がその役割を果たしてくれます。彼等の畑のネッビオーロは苗木屋から購入したものではなく、その畑で育ち順応してきた樹を「マサル・セレクション」で残しています。色々なクローンが混在していることが重要で、それぞれの畑に残っているクローンには意味があると考えていて、その畑の樹以外の樹を植えません。樹が死んだ場合、隣の樹の枝を地中に潜らせて先端を地表に出しておきます。地中の枝から根が伸び、枝が樹に成長していくことで苗木を植樹せずに親樹の個性を残していきます。「ロアーニャ」の樹齢に対する考え方は他の造り手とは全く違い、樹齢20年以下は彼等にとって「赤ちゃん」です。ランゲ・ロッソに使われる。樹齢40年以上の樹のみでバローロ、バルバレスコが造られ、80年以上の樹のみが「ヴィティ・ヴェッキエ」と呼ばれるキュヴェに使われます。

1989年にはカスティリオーネ・ファレットの「ラ・ピラ」を取得。3方が崖と森に囲まれた畑で砂質土壌。黒く重い砂層は海底が隆起した層で香を嗅ぐと磯の香がします。白く軽い砂層は石灰を多く含んでいる層でアルプスに由来する層で、凝固した砂由来の土壌は葡萄の成長に必要な窒素が極端に少ないのが特徴です。葡萄の成長は粘土質より遅く、収穫も遅れ、複雑味を得ます。最後に「ロアーニャ」では100日間という他の造り手では考えられない長いマセラシオンを施しています。

100年以上変わらない『バルバレスコ』を手掛ける、伝統的なワイナリー!

樹齢50年以上の葡萄しか使わない。ヴェッキエ・ヴィーニュは樹齢80年以上。ロアーニャでしか味わえない芯のあるワイン。アタックではなく中間からアフターを楽しんで欲しい。

「ロアーニャ」は、150年以上に亘ってバルバレスコを造り続ける、伝統的なワイナリーです。高い品質にも関わらず近年までイタリア国内でもほとんど名を知られていない造り手でしたが、2009年イタリアを代表するワインガイドのひとつ『エスプレッソ』誌において、「バルバレスコ クリケット パイエ」1999ヴィンテージが、数千本の中から2本のみという、その年最高のワイン(20点満点獲得。もう一本はあの、ジャコモ コンテルノのバローロ リゼルヴァ モンフォルティーノ)に選ばれたことで一躍有名になりました。

「バルバレスコ パイエ ヴェッキエ・ヴィーティ」は、ラバヤの丘からバルバレスコ村に向かう途中の小さなすり鉢状の斜面の中央部に位置するパイエになるブドウを使用。南南西を向く急斜面で所有者は非常に少ない。60年以上ロアーニャ家が所有するロアーニャの代名詞的存在。大きなワインではなく、バルバレスコ的で女性的なワインだが、時間と共に多層的な奥深さが出てくる。このキュヴェは樹齢80年以上の古樹のみで造られる。

Roagna Barbaresco Paje Vecchie Viti
ロアーニャ バルバレスコ パイエ ヴェッキエ・ヴィーティ
生産地:イタリア ピエモンテ バルバレスコ
原産地呼称:DOCG. BARBARESCO
ぶどう品種:ネッビオーロ 100%
アルコール度数:14.5%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ

■2017年ヴィンテージ情報■
「他の早熟年と全く違う2017」ロアーニャの2017ヴィンテージは、ネッビオーロの陽気な側面を亨楽的な楽しさを表現しています。発酵時に全房を5%-8%を使用することによって、味わいを和らげ、飲み心地の良いワインに仕上げました。2017の特徴は暑い気候と降雨量の少なさであり、早熟なヴィンテージと言えます。しかし2017は他の早熟ヴィンテージとは多くの違いが見られるんです。

【ポリフェノール】
猛暑の夏が過ぎ、8月末から9月上旬にかけて待望の降雨と気温の大幅な低下がありました。昼夜の温度差が重要な時期に理想的な気候に近づきました。この恩恵を受けたのはネッビオーロやバルベーラの中程度の成長サイクルを持つ黒葡萄のポリフェノールで、他の暑い年とは異なる値を記録しました。また、ワインの熟成に不可欠な要素、アントシアニンとタンニン量も優れています。

【成長サイクル】
2017は出芽から成熟までの期間が例年よりも早かったにもかかわらず平均185日(同じような暑い年は170日程、晩熟は200日程)で、葡萄樹は完全な成長サイクルを楽しむことができたのです。

【ワインの主成分】
アルコール含有用はかなり高いものの、平均値を逸脱していません。それは最も暑い時期に葡萄の代謝プロセスがストップしたためと考えられます。葡萄樹は35℃以上の猛暑が続くと代謝プロセスが止まるため、アルコール分は正常値を保つのです。更に、良好なPHレベルが記録されており、総酸度が低いのはリンゴ酸の量が少ないことが原因であり、葡萄が優れた熟成度を証明しています。

VINOUS:94 ポイント
94pts Drinking Window 2025 - 2037 From: Focus on Barbaresco - A Close Look at 2019 & 2020 (Oct 2022)
The 2017 Barbaresco Paje Vecchie Viti is fascinating to taste next to the straight Paje. The old vines bottling shows more depth and muscle along with a distinctly savory imprint that is quite beguiling. Sweet dried cherry spice crushed flowers mint and incense infuse the 2017 with notable depth. The tannins are a bit unyielding today so a few years of cellaring at a minimum seem warranted. - By Antonio Galloni on November 2022



【在庫数について】

商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。