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断捨離中 ヴィンテージヘレンド フィギュリン 『踊る女性』 [17938722]
商品詳細
ヨーロッパを代表する高級磁器ブランド「ヘレンド(HEREND)」。創業から手づくり・手描きの伝統を守り生まれた作品の数々は、ハンガリーの帝室・王室をはじめ、イギリス王室、フランス皇室、ロスチャイルド家など欧州の王侯貴族たちに愛されてきました。
その始まりは、現ハンガリーの首都ブダペストから南西に向かった中央ヨーロッパ最大の湖バラトン湖に近い、ヘレンド村にて1826年に民間の磁器工房として、創業者ヴィンツェ・シュティングルにより開窯します。当時は、地元の陶芸家などが手間をかけひとつひとつ手作業で作っていましたが、2代目経営者のモール・フィッシャーが1839年に事業を継承すると、貴族達からの支援を受け工房の生産プロセスを修正し生産量を増やすことに成功します。1842年には、ハンガリーの産業博覧会に出品し高い評価を得て、オーストリア=ハンガリー帝国の帝室・王室御用達の「ヘレンド磁器製作所」として承認されます。
1851年イギリス・ロンドンにて、世界初の万国博覧会が開催されると作品を出品。英国ヴィクトリア女王から、「ヘレンド(HEREND)」のディナーセットの注文を受けたことが知れ渡ると、一躍ヨーロッパ中にその名声が広まりました。
1864年には、ハプスブルグ家の王立ウィーン窯(ロイヤル・ヴィエナ、ヴィエナ窯)が閉窯されることで、ハプスブルグ家出身のオーストリア皇帝兼、ハンガリー国王のフランツ・ヨーゼフ1世の下知により、門外不出の絵柄であった「ウィーンの薔薇」「パセリ」などが、「ヘレンド(HEREND)」に継承されました。
一方、フランスの皇帝ナポレオン三世の皇后ウジェニーが、フランツ・ヨーゼフ1世をもてなす食器として、ヘレンドの東洋趣味の絵柄「インドの華」を購入すると、たちまちフランスの貴族の間で流行しました。
1870年代に入ると、政治家アルバート・アポニーの注文により生まれた、現代でも不動に人気を誇る「アポニー」シリーズの原型となった絵柄「アポニー・グリーン」、フランツ・ヨーゼフ1世の皇后エリザベートが過ごしたゲデレ宮殿から着想を得て、シノワズリ(東洋画・東洋趣味)で描かれた「ゲデレ」など、名作が誕生します。
#ヘレンド
カテゴリー | ホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 彫刻・オブジェ |
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商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
【在庫数について】
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