吟醸巡礼Ⅱ 箕浦淳一 [1786096]
商品詳細
第一章「勇者の群像」では、温故知新の心で酒造りに取組んでいる蔵元や杜氏たちの実像を紹介し、その魅力を探る。
第二章「この人、この酒」では、前著「読む純米酒」などで既に紹介した幾つかの酒や、酒質に定評が有り、そして注目に値する幾つかの酒を紹介する。
これらの酒については、今回は頁数の関係上、概略を述べるに留め、機会を改めて、詳しく書いてみたい。
第三章「酒の王道、生もと」では、生もと造りの魅力と歴史的経緯を探る。
そして、その反面、それが誰にでも手軽にお勧めするようなものではなく、時代に選ばれし者だけに、それに取組む資格が与えられる、恍惚と不安の入り混じる孤高の営みである事を検証する。
第四章「〝戦前の常識〟について考える」では、アル添前提の造りが長く続く中で、その中で忘れ去られつつある伝統的な幾つかの技法と、そこから派生した様々な問題について論じる。
第五章「ゲマインシャフトの旅路Ⅱ」では、私が足繁く通う、旨い純米酒を飲ませてくれる、二軒の料飲店を紹介する。
そして、酒とは直接の結び付きは無いが、人の心に強く訴え掛ける津軽三味線奏者と、大正期に徳島の片隅に実在し、アジアに於けるベートーベン「第九」初演の地となった、奇跡のドイツ軍俘虜収容所の物語、そして岡山県に在る棟方志功の小さな記念館を紹介する。
カテゴリー | 本・雑誌・漫画 > 本 > 人文 |
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商品の色を | オレンジ系 / ブラウン系 / ブラック系 |
商品の状態 | 未使用に近い |
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