ワッセンス シングルバレル750ml / 47%チャールズ・メドレー バーボン アメリカン シングルバレル [9986885]
商品詳細
ワッセンス シングルバレル
750ml / 47%
チャールズ・メドレー バーボン アメリカン シングルバレル
ワイルドターキーやIWハーパー好きに推せる
ハイコーンレシピのシングルバレルバーボン
ワッセンスシングルバレルバーボンは、チャールズ・メドレーディスティラリーがリリースしているシングルバレルバーボンです。
マッシュビルは、77%コーン、10%ライ、13%モルトのハイコーンレシピで仕込まれた原酒で、蒸留所は非公開ながら契約製造をしてもらいリリースをしています。
蒸留所を持たない最近出てきたような会社では絶対叶わないであろうこの製法には、チャールズ・メドレー氏のネットワークの強さに理由があります。
実は、チャールズ氏の先代のメドレーファミリーはかつて蒸留所を所有しておりました。上記のマッシュビルはそちらで使用していたものを採用しています。
メドレーファミリーは1900年前半から1992年まで蒸留所を所有するバーボンメーカーでした。
エズラブルックスはこちらで造られたブランドです。
閉鎖した時、ヘヴンヒルにブランドを売却。その後ルクサコ社に売却し現在に至ります。
チャールズ氏は閉鎖後UD社(現ディアジオ)に買取れられた蒸留所を再度購入すべく、資金集めに奮闘し、見事蒸留所を取り戻すことが出来ました。しかし、老朽化した蒸留所は修繕箇所が多く、設備は他の蒸留所に売却してしまった為、新たに設備を集めるところからスタートとなります。
8000樽ものバーボンの在庫があったので、そこでリリースされたのがこのワセンスシングルバレルなのです。
しかし、その時代はウイスキー業界全体が不況の時代…。
ワッセンスはバーボンファンの中でも人気が出はしましたが蒸留所再建出来るほどの資金は集まらず、その後再度売却することになります。
アンゴスチュラ社というラムやビターズで有名な会社がオーナーになり、資金も順調に得ることが出来る予定でしたが、リーマンショックによりオーナーのアンゴスチュラ社の経営が不振となり、三度チャールズの蒸留所再建の夢は絶たれることとなってしまいました。
現在は上記の手法で良質なバーボンをリリースし続けていますが、数量が少なく日本へは全く入って来なくなってしまいました。
その功績が称えられ、チャールズ氏は2019年にケンタッキー・バーボン・ホール・オブ・フェイムに選ばれました。
ワッセンスは日本でもマニアには人気のバーボンですが、飲んでみるとマニアよりという感じではありません。ライが強めなブラントンと比べると、マイルドでコーン由来の甘みを感じられるボトル。シングルバレル故、ボトル毎の酒質の変化はありますが、素晴らしいシングルバレルバーボンです。
【在庫数について】
商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。